LanTan LT330 - USBメモリ/LAN対応のDNCデータサーバ

製品名 LanTan LT330
製品概要 USBメモリが使えるDNCデータサーバ
製品内容 ・LT330本体
・電源アダプタ ・RS232Cケーブル
・取扱説明書 ・保証書
標準価格 LanTan LT330 \186,000(税別)
取付磁石(4個セット) \2,000(税別)
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製品資料
PDFアイコン カタログ(約893KB)
PDFアイコン 操作説明書(約1.77MB)
PDFアイコン 取扱説明書(約3.54MB)
videoアイコン 動画<LT330の使い方>
LanTan LT330の写真

USBメモリ/LAN対応のNCデータ入出力機として

LT330はデータサーバ機能を持たないNC工作機と接続し、大容量プログラムデータの高速DNC転送やNC制御機のメモリの入出力を行う小型、簡単操作、低価格が特徴のDNCデータサーバです。単体でUSBメモリを使ったNCデータ入出力機としてもご利用いただけます。

USBフラッシュメモリに対応

LT330のUSB装着写真

USBフラッシュメモリを差し替えが可能な外部メモリとしてご利用いただけます。工場内にLAN環境が整備されていなくても、フロッピーやMOディスクと同じようにUSBメモリをご利用いただくことで、大容量データの入出力も容易に行うことができます。LAN構築のための予算がない場合や、電気的ノイズなど工場内の環境が悪い場合でも、長時間の連続加工運転を低コストで可能にします。

※動作確認済みUSBメモリについてはお問い合わせ下さい。

FTPサーバ/ファイル共有機能

FTPサーバ機能やファイル共有機能を標準で装備していますので、CAD/CAMシステムなどで作成されたNCプログラムをLAN経由で高速転送し、内部のフラッシュディスクに保存することができます。

  • FTP接続
    <FTP接続>
  • マイネットワーク
    <マイネットワーク>

NCデータコピーガード機能(Version7.1)

CAMソフトで作成されたGコードのNCデータを、LT330専用のアプリケーションを通して暗号化します。暗号化時に復元キーワードを設定します。LT330本体にもパラメータで個々に復元キーワードを設定し、暗号化されたデータはキーワードが一致するLT330本体でのみ復元され、加工データとして使用することができます。また、NCデータの暗号化時には、元データ削除実行有無のダイアログが表示されます。暗号化と同時に元データを削除しておくことで、NCデータの流出をさらに防止します。

運用例-USBメモリ

メール送信機能(Version7.1)

LT330にあらかじめ設定を行っておくことで、指定したイベント発生時(データ送信の開始、終了、接点入力)にメールでお知らせします。長時間のデータ転送中や、DNC運転での長時間加工中に、離れた場所で作業していても加工終了を知らせてくれます。POP before SMTPとSMTP認証に対応しています。
※DNC運転の加工終了とLT330のデータ送信終了は同時ではありません。加工内容によって時間差は異なります。

運用例-USBメモリ

送信データ保護機能(Version7.1)

USBメモリまたはネットワーク上のパソコンに保存されたNCデータを送信する場合、送信を実行すると同時にLT330本体の内部メモリに自動的に一時保存されます。データ送信開始後はUSBメモリが抜けてしまっても、ネットワークトラブルなどでLANが切断されてしまってもデータ送信は継続されますので、DNC運転時に加工を中断させることはありません。
※自動一時保存が可能なメモリ領域はおよそ100MB程度です(メモリの空き領域はタスクの状態によって変動します)。メモリ領域を超えるサイズのデータを選択した場合は送信不可エラーとなりますので、100MBを超えるような大容量のデータを送信したい場合はあらかじめLT330の内部フォルダ(DATA1~DATA9)に保存してからファイル選択を行ってください。

運用例-USBメモリ

※一般的なDNC装置は、データ転送中にUSBメモリやLANケーブルが抜けてしまった場合は、通信エラーとなり加工が中断されてしまいます。

運用例-USBメモリ

※LT330では、送信中のデータは一旦すべて自動的にLT330本体に一時保存されます。本体へのデータ保存後は、USBメモリが抜けてもLANが切断されてもデータ送信は継続されますので、DNC運転中に加工が中断されることはありません。

サブプログラム出力に対応

サブプログラムの出力に対応していますので、メインプログラムの中にサブプログラム名を入れておくことで、データ出力時に指定されたサブプログラムを呼び出して、転送することができます。(サブプログラムの階層呼び出しにも対応しています。)

使いやすい操作パネル

LT330の操作パネル

操作パネルは、バックライト付きLEDと15mmピッチの25キーを採用し、主要な機能を上部に配置した使いやすい設計になっています。保存したNCデータのファイル名が画面に一覧表示され、シンプルなボタン操作でファイルを選択し、NC工作機とのデータ入出力、またはファイルのコピー、消去を行うことができます。
・[PRM]-パラメータ設定
・[COPY]-ファイルコピー
・[DEL]-ファイル削除
・[IN]-NCデータ入力
・[OUT]-NCデータ出力

データディスクにDiskOnModuleを採用

内部データディスクには、IDE互換フラッシュディスク「DiskOnModule」を使用しています。フラッシュディスクは電源を切ってもデータを保持する半導体ディスクで、振動、熱、電気的ノイズ等に高い耐久性を持っていますので、HDD等と比べ条件の悪い作業現場でも安全にDNC運転やNCデータの入出力が行えます。

USBフラッシュメモリを使ったNCデータ転送装置として

フロッピーやMOディスクと同様にUSBフラッシュメモリをご利用いただくことで、大容量データの入出力も容易に行うことができます。

運用例-USBメモリ

LAN対応のDNCデータサーバとして

FTPサーバ機能やファイル共有機能を標準で装備しており、CAD/CAMシステムで作成された大容量のNCプログラムもLAN経由で高速転送できます。

運用例-LAN


※本項に記載されている用語及び製品名は各社の商標又は登録商標です。※製品改造のため外観及び仕様の一部を予告無く変更することがあります。